ただつぶやく......

レコードコレクターです。70・80年代邦楽がテリトリーです。主に音楽関係を妙にマニアックにつぶやきます。Twitterのまとめ備忘録の側面もあったり。Instagram、Twitterやってます。どちらも音楽ネタがメインコンテンツ。アカウントはどちらも@eachtime1207

『ピンクのモーツァルト』のEPに関する考察

初婚前聖子クラスタの皆さん、おはようございますm(__)m

 

 今日は『ピンクのモーツァルト』をネタにします。作詞:松本隆、作曲:細野晴臣、編曲:細野晴臣松任谷正隆はっぴいえんど、ティンパンアレーラインで作成された84年8月リリースの18thシングル

 

ピュアピュアリの16th『Rock'n Rouge』の67万枚から17th『時間の国のアリス』の47万枚に、20万枚もセールスを落とし、ライバル中森明菜はこの頃『北ウイング』61万枚、『サザン・ウインド』54万枚、『十戒(1984)』が61万枚と安定したセールスを誇り聖子陣営にはやはり脅威だったのだろうか

 

『ピンクのモーツァルト』ではこんな特典を付けてきた。

アナログシングル盤は初回生産分50万枚のみピンナップ付豪華インナースリーブ、ピンクカラーの特製Seikoレコードレーベル&スリーブ仕様で売された。(wikiより転載)

小生の認識違いがなければ、当時松田聖子は『聖子・fragrance』のようなベストアルバムでは特典ピンナップなどはあったものの、シングルEPジャケットのジャケットの特典商法(ピクチャーレーベルとかピンナップ付き見開きジャケットとか)なのは縁がなかったと思います。そんな手を使わなくてもセールス確保できていたってことでしょうか。ところが『ピンクのモーツァルト』はド派手な特典付き50万枚で勝負かけてきました(左の画像がその特典ピンクレーベル)

 

結果セールスは公称42万枚(実際はもっと売れているはずですが)ということで、初回特典盤以降に作成された2ndプレスではCBSソニーお馴染みの右の画像にあるオレンジレーベル、ジャケットも表裏のみ、裏面歌詞カードの通常の盤に戻ったんですが、初回特典盤を50万枚もプレスしたので、実はこのなんのことはない地味な2ndプレスの方がプレス枚数が少ないレアキャラになるという逆転現象が起こったわけです

 

レコードコレクターならわかると思いますが、中古市場で見かけるのは豪華初回特典盤ばかりです。聖子クラスタのみなさま、この地味な2ndプレス盤を必死こいて探してみませう