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ただつぶやく......

レコードコレクターです。70・80年代邦楽がテリトリーです。主に音楽関係を妙にマニアックにつぶやきます。Twitterのまとめ備忘録の側面もあったり。Instagram、Twitterやってます。どちらも音楽ネタがメインコンテンツ。アカウントはどちらも@eachtime1207

松田聖子がCBSソニーで南佳孝と出会った(下條アトム風)

南佳孝はご存知、松本隆先生の盟友であり、デビューアルバム『摩天楼のヒロイン』(1979)は松本隆はっぴいえんど解散後に手掛けた初プロデュース作品。当時の所属レコード会社はCBSソニー松本隆とも濃く繋がる人脈、松田聖子作品への参加はもう定められた運命と言っても過言では無いような。

摩天楼のヒロイン (紙ジャケット仕様)

摩天楼のヒロイン (紙ジャケット仕様)

 

 南佳孝=ジャズ、ブルースなどとクロスオーバーしたハードボイルド的イメージもあるかとは思うけど、『モッキンバード』のようにアイドルとしての可愛らしさを引き出す先方のイメージにあった作品も用意してくるし、『ガラス靴の少女』はもちろんシンデレラをモチーフに、『不思議な少年』は映画『E.T.』がモチーフとか言われてますけどアルバムイメージの核である"メルヘン"に実に沿った忠実なお仕事です。『スローなブギにしてくれ』に代表されるハードボイルドな世界とは無縁な....作曲家として提供相手の世界観に沿ったプロのお仕事をバッチリ決めて頂いてます。『電話でデート』は電話音のSEのイントロが印象的ですが、施されたアレンジは必要にして最小限、南佳孝作品と大村雅朗先生の相性の良さを感じます。この曲はバックの演奏にも特に注目して欲しいです。『上海倶楽部』は話が逸れますが、コーラスがNOKKO.....

 

結論として、シングルリリースはなかったものの南佳孝作品をアルバム曲として贅沢に散りばめることでアルバムの選手層の厚さ、アベレージレベルの高さを示したかと